における状態 '1' の導関数が有限ではありません

88 views (last 30 days)
Ken Inoue
Ken Inoue on 7 Nov 2017
Commented: Ken Inoue on 15 Nov 2017
Simulink, Simiscapeの以下の回路でシミュレーションをしたところ,このようなのメッセージがでました.
「ブロック 'STM32F334DiscoveryBuckBoost_500kHz_cancle2_softstart/Transfer Fcn3' の時間 0.0069162267731414408 における状態 '1' の導関数が有限ではありません。シミュレーションを停止します。解に特異点が存在する可能性があります。そうでない場合は、(固定ステップ サイズを小さくする、または許容誤差を厳しくすることによって) ステップ サイズを減らしてみてください」
デフォルトが可変ステップだったため,固定ステップにして,行ってみたところ,同じメッセージがでました.メッセージにあるようにさらに固定ステップを小さくすると,(例えば,0.00000000000001)シミュレーションがかなり遅く,途中でシミュレーションを止めました.何か良い方法はないでしょうか?よろしくお願いします.
シミュレーション回路,シミュレーションに必要なmファイルを以下のURLからダウンロードできます.
https://www.dropbox.com/sh/u2xglv6hp1dy6kg/AACptB-655a7NtfEWHYRBQLda?dl=0

Accepted Answer

Hiroumi Mita
Hiroumi Mita on 9 Nov 2017
問題箇所のステップ応答を確認したところ 数値が10^303のオーダーになることがわかりました。 このため、微分係数が計算可能な範囲を超え無限大になることで 該当のエラーが出ると考えられます。 この箇所は連続系のコントローラに相当すると考えられますが、 この正誤を再確認してください。 特に、以下の点を見てもらえればと思います。 (1)パラメータの工学単位等に間違いはありませんか? (2)式の係数に間違いはありませんか? (3)伝達関数*積分器で大丈夫ですか? 以上よろしくお願いいたします。
  2 Comments
Ken Inoue
Ken Inoue on 9 Nov 2017
返信ありがとうございます.まさか実際に試して頂けるなんて,非常にありがたいです.確かに実験でも試してみましたが,動作しませんでした.パラメータを確認してみます(何回も確認しているのですが).
ちなみにこの回路はDC-DCコンバータです.補償器(Transfer Fcn2, PWM Gain)はコンバータの伝達関数の逆数としています.これによって,極零相殺により一巡伝達関数は(Transfer Fcn3)の特性を示すものとなります.
ありがとうございます.
Ken Inoue
Ken Inoue on 15 Nov 2017
試行錯誤した結果,Transfer Fcn2の分母を因数分解したときに出てくる1/(1-s/omr)が原因だということが分かりました.これは右半平面の極です.ありがとうございました.

Sign in to comment.

More Answers (0)

Categories

Find more on シミュレーション結果の表示と解析 in Help Center and File Exchange

Products

Community Treasure Hunt

Find the treasures in MATLAB Central and discover how the community can help you!

Start Hunting!