COMSを使用したSimulinkベースの小型自動車の自動運転の実証実験について

10:00–10:50

早稲田大学 情報生産システム研究科 大貝 晴俊 様


Simscapeを用いたプラントモデリング手法の紹介

11:30–12:00

MathWorks社が開発/販売する1Dプラントモデリングソフト「Simscape™」の有効性について、JMAABを通して活動をしてきた。その活動の中で、ベンチマークモデルとして作成したABS制御と油圧回路に関するモデルを使ってSimscapeに関するモデリングの考え方、使い勝手、制御と連携という観点で、ツール紹介をする。

株式会社 本田技術研究所 四輪R&Dセンター 開発技術推進室 第一ブロック 研究員
横山 浩紀 様


マルチ・メニーコア時代におけるモデルベースデザインの一考察

13:30–14:00

マルチ・メニーコアプロセッサの活用は、大規模な科学技術計算機から家電機器、PC、携帯端末機器などに広まり、今後、複雑になる車載電子制御装置にも期待される。一方、モデルベースの各種技術開発が進み車載制御開発への実用化も行われているが、マルチ・メニーコアプロセッサ性能を効果的に活用する技術・手法はこれからと言える。本講演では、こうした時代のモデルベースデザインに求められる課題について考察する。

株式会社デンソー 基盤ハードウェア開発部 担当次長
森 裕司 様


ECUソフトウェア開発における検証・検査技術開発への取り組み

14:50–15:20

近年、安心・安全・快適・利便等自動車へのニーズの高まりから、車載向け制御は複雑かつ大規模化しており、今後もその傾向は変わらないと予想される。

その中で、ますますソフトウェアの検証・検査が量的にも質的にも難しくなっている。

本講演では、この状況に対応すべく先進の検証ツールを活用したソフトウェア単体検査の自動化への取り組みや、今後の検証ツール利用の方向性・課題について紹介する。

株式会社デンソー 電子基盤システム開発部 モデルベース技術開発室 室長
野村 肇 様


先端運転支援システムへ向けた各種画像・コンピュータビジョンアルゴリズム開発

10:50–11:20

現在、先端運転支援システム・アクティブセーフティーの分野では、様々な画像処理・コンピュータビジョン技術が用いられており、高度なアルゴリズム開発の更なる効率化が求められています。MATLAB/Simulink環境を用いることで、画像処理アルゴリズム開発と車の各種制御設計を一つのプラットフォーム上で行っていただくことができます。さらに外界環境シミュレーションツールを組み合わせることで様々な環境条件の下で、画像処理と制御を含めたシステムシミュレーションを容易に行うことができる様子をご覧いただきます。そして、人・車線等の様々な認識や、動きの検出、ステレオビジョン向けのワークフロー等についても、最新機能を交えながら、簡潔に実現することができる様子をご紹介します。また、R2013bから対応した、プログラマブルSoCデバイスへの実装フローについてもご案内します。

MathWorks Japan アプリケーションエンジニアリング部 シニアアプリケーションエンジニア
乙部 雅則


MathWorks 製品による物理モデリング - 物理モデルを用いたシミュレーション強化の再検討

12:00–12:30

物理モデル(プラントモデル)という言葉は制御設計において良く聞かれますが、物理モデルが有効に活用されているかについては実際どのような状況でしょうか?

やはり物理モデルの構築は難しい面もあり、これが活用を阻むひとつの要因であるように思います。

このような中、実際の制御開発では、

  • 実物に近い物理モデルの構築や入手が難しい
  • 物理モデル構築や入手タイミングが製品開発と合っていない

というような状況が見られます。

更に最近では、異なる物理領域モデルや制御モデルへの接続性の高さ等が物理モデリングツールに求められています。

本講演では、弊社製品を連携させた物理モデリングについて紹介し、また、王道とは言われながらもハードルの高い数式による物理モデリングについて紹介します。本講演が物理モデルの強化及びシミュレーション強化に繋がれば幸いです。

MathWorks Japan アドバンストサポート部 シニアエンジニア
竹下 仁士


コード生成製品の普及と最新の技術動向

14:00–14:30

自動車向け制御用ECUのソフトウェア開発において、早くからモデルベースデザイン(MBD)に取り組まれているお客様は、既に自動コード生成製品を適用されて10年以上が経過し、さらにその適用範囲を広げています。その一方で、電動化、衝突防止、自動運転などの新しい技術の導入に伴い、これからMBDに取り組まれる方も多くおられます。本講演では、そのような、主にこれからMBDの導入を検討されている方を対象として、MBDのコア技術である自動コード生成機能の活用状況と、実際の使われ方をご紹介します。また、今後さらに重要性が増す技術テーマである、マルチコア対応、高品質なソフトウェア開発対応においても、MBDが活用されている例をご紹介します。

MathWorks Japan パイロットエンジニアリング部 プリンシパルパイロットエンジニア
東 達也


MATLAB/Simulink検証製品の最新動向と活用術

15:20–15:50

車載制御ソフトの大規模化・複雑化は上昇の一途をたどっており、限られた工期の中で、要求された性能と高い品質を同時に提供していくことは、ますます困難な状況になってきています。モデルベースデザインの導入・活用は、そのような状況を打開する手法として注目されていますが、最も工数を要する検証領域における活用が、その効果を最大化するカギと言われています。

検証ツールの導入により、品質の向上、工期の短縮化が期待されますが、多くの場合、ツールの導入だけで効果が得られるわけではありません。各開発現場にあった開発・検証プロセスに対し、ツールの能力を引き出し、適用させることにより、モデルベースデザインの導入によるメリットを最大に享受することができるようになります。

本講演では、MATLAB/Simulink検証関連製品の最新機能をご紹介すると共に、開発者視点から見たツール機能を活用するための工夫のしどころや、ユーザーの動向などにも触れてまいります。

MathWorks  デベロップメント部 シニアソフトウェアエンジニア
伊藤 泰充


MBD最前線 - MBDの理想と現実

16:00–16:30

工数の劇的な削減、オートコードの便利さ、トップダウンによる開発手法の改革など、巷で話題の量産モデルベースデザイン(MBD)に関する成功談は大変魅力的なものです。同様の効果を得られるように、導入を検討される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。しかしながら、いざMBDを始めてみると、理想と現実のギャップに多くのお客様が悩まれていることも事実であり、成功談の影には、あまり語られることのない努力と苦労があります。

本セッションでは、MBDの現状と対策について、量産MBDユーザを長期に亘ってサポートする中で学ばせていただいた知識や経験を基に、製品のヘルプドキュメントやデモだけでは決して分からない、より実践的な視点でご紹介します。これからMBDの導入を検討される皆様、または今まさに導入の過程で苦労されている皆様にとって、必見の内容をお届けします。

MathWorks Japan アドバンストサポート部 シニアエンジニア
坂野 好陽


自動車開発におけるビッグデータ/クラウド時代のデータ解析

16:30–17:00

近年、センサー、およびストレージ技術の向上により、膨大なデータを測定し記録することが可能になってきました。データのサイズは、場合によっては、一般の表計算ソフトウェアやデータベースでは、取り扱うことが困難なレベルに達しているものもあり、せっかく取得したデータが十分に活用されていないケースも生じています。このような膨大なデータは ”ビッグデータ” とも呼ばれ、これらをうまく解析して、ビジネスや技術の改良に活かすことが求められています。自動車開発においても例外ではなく、各種の測定やシミュレーションから取得した大量のデータをどのように解析するかが一つの課題です。MathWorks製品では、それらの取得から、解析、可視化といった一般的なデータ解析フローのサポートに加え、大量のデータを高速に処理するための分散処理機能なども提供しており、あらゆる分野での適用が拡がっています。本講演では、自動車開発分野での事例を含めた、データ解析におけるMATLABの活用方法をご紹介します。

MathWorks Japan テクニカルコンサルティング部 シニアコンサルタント
日下志 友彦