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第2章

ローカル5G導入における課題とは?


5Gは周波数が高く、電波伝搬のロスが大きい

ローカル5Gでは、より高周波を利用するため、直進性が強くなり、今までの経験をもとにアンテナの設置したりカバレッジを予測することは大変難しくなっています

Wi-Fiの周波数帯(2.4GHz):5Gの周波数帯より伝搬ロス小

ローカル5Gの周波数帯(28.2GHz): Wi-Fiの周波数帯より伝搬ロス大

60GHzの周波数帯: ローカル5Gの周波数帯より伝搬ロス大

その結果として、アンテナを設置する場所によって、電波がどこまで届くのかが大きく変わります。屋外であれば建物が電波の通り道を遮断してしまいます。屋内であれは、壁や柱が電波の遮蔽物となり得ます。

結果として、アンテナの設置位置で届きやすさが大きく変わります

会議内の家具の配置

会議内の家具の配置

工場(柱にアンテナ設置)

工場(柱にアンテナ設置)

ローカル5Gの利用に免許が必要

ローカル5Gの利用に際して、キャリアは無線従事者の資格を取得できず、キャリア以外の企業や自治体などが取得できます。大企業だけでなく比較的小規模な自治体や団体でも参入がしやすくなっている一方、導入する場合、無線局の免許の申請が必要です。

また、免許の申請に際して、電波伝搬シミュレーション結果の提出が必要となります。

「ローカル5G」の実装フロー
シミュレーションがないと、免許が取得できない

STEP1

施設内への電波伝搬
シミュレーション

STEP2

免許申請
(シミュレーション結果の提出)

STEP3

施設内への
アンテナの設置

電波伝搬シミュレーションを行う重要性

ローカル5G利用の免許の申請に際して、電波伝搬シミュレーションが必要です。ただ、免許の申請以外にも、シミュレーションには次のメリットがあります。

  • 設置するアンテナの数とコストの最適化
  • 電波のカバレッジの最適化

電波伝搬シミュレーションのメリット
アンテナ設置コストの最適化

アンテナ設置:10カ所

アンテナ設置・カバレッジの最適化

アンテナ設置:10カ所

ほぼ重なりなく配置でき、圏外エリアも比較的少ない

アンテナ設置:10カ所. ほぼ重なりなく配置でき、圏外エリアも比較的少ない

アンテナ設置:25カ所

重なりなかなり多く圏外エリアが少ない

アンテナ設置:25カ所. 重なりなかなり多く圏外エリアが少ない

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